こんにちは。たろてんです。
子育て用品の中で、サイズ的にもお値段的にもボリュームの大きいベビーチェア。
せっかく買うなら「なるべく長く使いたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は大人になっても使える、一生もののベビーチェアをピックアップしてみました。
一生使えるベビーチェアのおすすめ3選
Cybex LEMO Chair
Stokke Trip Trap

ファルスカ スクロールチェアPlus

一生使えるチェックポイント
作りがしっかりしていること
丈夫にできていないと、長く使う事が出来ません。
耐久性のある素材が使われていたり、壊れにくい構造になっているかがポイントです。
成長に合わせて使えること
成長によって体格が変化しても使えるためには、座面や足乗せ板などが調整できる作りになっていることが必要です。
さらに、どの程度の対応力があるかや、調整のしやすさも重要です。
メンテナンスしやすいこと
乳幼児期は食べこぼしなどの付着が想定されます。
汚れがつきにくいか、また、汚れた場合の掃除のしやすさをチェックしました。
インテリアに馴染むこと
たかが見た目、されど見た目です。
デザインが子供っぽすぎると部屋に馴染まず、成長してから使いにくいです。
部屋の中に置いても違和感がないデザインかどうかをチェックしました。
それぞれの商品をチェック!
Cybex LEMO Chair:モダンなデザインと機能性を両立

ドイツのベビー用品メーカー「サイベックス 」のベビーチェアです。
「対象年齢 0-99才」と謳っています。
簡単に調整できる座面と足乗せ板といった基本的な要件を抑えつつ、モダンで洗練されたデザインも実現しています。
別売りのバウンサーとの合体機構もあり、生後間もない時期から家族みんなで食卓を囲めるのも魅力です。
作りがしっかりしているか
金属製のフレームを採用しており、非常にがっしりとしています。背板や座面、足乗せ板には合板が使われています。どちらも家具としてポピュラーな素材なので、長期間の使用に耐えられそうです。
成長に合わせて使えるか
座面と足乗せ板に調整機能があります。座面は高さ調整のみならず、前後にスライドする機構もついているので、より柔軟に体格の変化に対応できます。調整は全てワンタッチでできるようになっているので、子供の体格に合わせた微調整も簡単にできます。
また、バウンサーとの合体機能といった拡張性があり、低月齢から使用できるシステムになっています。
ただし、36ヶ月までは別売りの「ハーネス付きベビーセット」が必要になります。
メンテナンスしやすいか
合板、フレーム共に塗装仕上げであるため、汚れの拭き取り性は高いと思われます。一方、座面や足乗せ板を取り付けるレール部分については、汚れが入り込んだ場合は掃除がやや大変そうです。
インテリアに馴染むか
デザイン性を売りにしているメーカーであるだけのことはあり、非常にモダンで洗練されたデザインです。
大人用の椅子として見ても優れた外観であり、カラーバリエーションも豊富なので、どのようなインテリアにもしっくりと馴染みます。
Stokke Trip Trap:頑強さが売りの超ロングセラー

デンマークのメーカー、ストッケ社が販売しているベビーチェアです。
1972年から販売されているロングセラー商品で、大人も使えるベビーチェアの代名詞的存在です。
作りがしっかりしているか
ヨーロッパ産のビーチ材(ブナ)を使用しています。この木材は硬くて粘りがあり、割れにくい性質を備えています。フレームは太さのあるがっしりとした構造で、耐荷重は136kgとなっています。
非常にしっかりした作りであると言えそうです。
成長に合わせて使えるか
高さと奥行きが調整可能な背板と足乗せ板を備えているため、子供の体格に合わせて柔軟に適応できます。
新生児期〜生後6ヶ月頃はニューボーンセット、生後6ヶ月〜3才頃はベビーセット(どちらもオプション)を使用する事で、あらゆる月齢で家族と一緒に食卓を囲む事ができます。
メンテナンスしやすいか
シンプルな形状と構造であるため、掃除はしやすいでしょう。
ただ、一部のレビューや口コミでは、食べこぼしが色移りしやすいというものがありました。汚れたらすぐに掃除するというのがポイントになりそうです。
インテリアに馴染むか
1972年から販売されているだけあって、ややクラシカルな印象があります。グレー系やダークトーンのカラバリも用意されているものの、都会的なインテリアとはあまり相性がよくないでしょう。
逆にナチュラルテイストのインテリアとは非常に相性が良いですね。
ファルスカ スクロールチェア Plus:日本の暮らしにフィットするdesigned in Japan

ファルスカ は2009年に日本で生まれたブランドです。日本の暮らしと北欧デザインを融合した、しっくりくる育児用品の提案を掲げています。
企画・設計を日本で行なっているので、日本の暮らしによりフィットした商品が期待できますね。
作りがしっかりしているか
フレームには家具の素材としてよく使われる天然木の成型合板が採用されています。フレームの幅も25mmとしっかり確保されており、90kgの耐荷重を備えています。Stokke Trip Trapほどではありませんが、標準的な体格の日本人であれば問題なく使えそうですね。
成長に合わせて使えるか
設置の向きや各パーツの取り付け位置を組み替えることで、ロッキングチェア(0~6ヶ月頃)、ハイチェア(7~36ヶ月)、キッズチェア(3才~)、ダイニングチェア(子供~大人)として使えます。
座面やフットレストのスライド機構はありませんが、フレームのカーブにより、各月齢、年齢に対して最適な配置になるように工夫されています。5点式のハーネスもあるので、安全への配慮もなされています。
シートの調整は布をフレームに巻きつける回数を変えることで行うため、やや手間がかかる印象もありますが、頻繁に行う作業ではないため、それほど気にならないでしょう。
また、追加オプションとしてレザークッションなども用意されているので、どの月齢でも快適に使えそうです。
メンテナンスしやすいか
シート部分に使われている布は撥水加工が施されており、ちょっとした汚れであれば、サッと拭くだけでキレイにできます。洗濯することもできるので、ひどく汚してしまっても安心です。
インテリアに馴染むか
使われている素材や曲線的な形状から、比較的カジュアルなインテリアとの相性がよさそうです。
布や木のカラーバリエーションが豊富なため、手持ちの家具やインテリアに合わせて選ぶこともできます。
まとめ
どの製品も基本的な性能は満たしつつ、それぞれの魅力があります。
何をもっとも重視するかで選ぶのが良いと思います。
あるいは、見た目のテイストの好みで決めてしまってもよいでしょう!
素敵な家具があると、子育てライフがさらに楽しくなるので、ぜひお気に入りの一脚を見つけてみてください。
とはいえ、「必要な期間だけシンプルなものを使いたい」という価値観もあるでしょう。そんな方にはレンタルサービスもおすすめです。
「ベビレンタ」では、Cybex LEMO Chairを除き、今回紹介した商品をリーズナブルに試すことができます。
使ってみて気に入った場合は購入もできるので、とりあえず試してみるには最適ですね!

ちなみに私はCybex LEMO Chairを購入しました。
可愛さとかっこよさを兼ね備えた見栄えに惚れ込んでしまいました……。
そのうちレビュー記事を書きたいと思います。
それでは、また!
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