出産立会い時の撮影カメラにGoProをお勧めする理由

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GoPro HERO7 三脚モード ガジェット
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こんにちは、たろてんです。

近年、出産立会いもかなり一般的になってきました。出産の様子を撮影させてくれる産院も多いですね。我が家が利用した産院も撮影できました。

ところで、撮影時のカメラは何が良いか、考えたことはありませんか?

スマホで良いや、と考える方も多いかもしれません。最近のスマホは高性能ですからね。

しかし私は断然GoProをお勧めします。さらに言うと、GoPro HERO7 Black以降の機種がお勧めです。

この記事では、出産の様子を撮影するのに最適なカメラとしてのGoProの魅力を紹介します。記事の後半には他のカメラとの比較も掲載しましたので、併せてご参考ください。


新型コロナウイルスの流行のせいで出産立会いできないケースも増えていますが、これから出産を控えているご家族にとって何かしらの参考になれば幸いです。

本記事で想定しているのは「フリースタイル分娩」と呼ばれる分娩方法です。この出産方法では、男性がより積極的な分娩への関わりを求められることが多いです。

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GoPro (HERO 7 Black以降)をお勧めする理由

失敗しないカメラだから

理由はこれに尽きます。

GoProは本来、アウトドアやエクストリームスポーツといったシーンで、カメラをしっかり構えなくても目にしたものを記録できるカメラです。

そのため、いい画角や高画質よりも失敗せずに見たままを記録するための工夫がなされています。

具体的なポイントは後ほど述べさせていただきます。

なぜ出産立会いでの撮影を失敗してはいけないのか?

やり直しができないから

日常の写真撮影のように、うまく撮れていなかったから撮り直し、ができないのが出産です。出てきた赤ちゃんに戻ってもらうわけにはいきませんからね笑

なので、良い絵を撮ることよりも、失敗しないことが重要です。

出産立会い時の撮影が失敗しやすい理由

緊張状態でマルチタスクを行う必要があるから

立会い時、特に第一子の時は右も左も分からない状態だと思います。本や動画で予習をしていたとしても、いざ実際に自分がその場に臨むとなると、やはり緊張した状態になります。

そうした状態で「妻のサポート」と「撮影」という、ボリュームのあるタスクを2つ同時に行う必要があります。どちらも完璧に行うのは難しい状況なのではないでしょうか。

両手を十分に駆使できる状況ではないから

分娩時に母体をなるべくリラックスした状態にするため、体をさすったり、密着させたり、時には体を支えたりといった身体的なサポートが必要になる場面が多いです。そうした状況では両手でしっかりカメラを構えるようなことは物理的に不可能です。

考えられる失敗

上記の状態で起こりうる失敗を書き出してみました。

  • 撮りたいものが見切れてしまった
  • カメラを落としてしまい、撮影が続行できなくなった
  • 手ブレがひどく何が映っているかよくわからない
  • 準備に手間取り撮影チャンスを逃してしまった

いや悲しいですね…。

GoProを使うことで、こうしたリスクをかなり軽減することができます。

GoProが失敗を防いでくれるポイント

画角が広い

GoProは35mm換算で16mmという非常に広い画角を持っています。画角が広い=撮影範囲が広いため、被写体が見切れるリスクが軽減できます。

画角のイメージ

画角というのは撮影できる範囲のことです。画角はmm数で表され、数値が小さいほど広くなります。

軽量・コンパクト

GoProは身につけての使用が想定されているため、非常にコンパクトで軽く作られています。様々な体勢でも撮影しやすく、保持もしやすいので、見切れたり落としたりといったリスクを軽減できます。

頑丈

万が一カメラを落とした場合もGoProであれば心配いりません。もともとハードな環境での使用を想定して作られているので、多少のことではびくともしません。

強力な手ぶれ補正

GoProにはHERO7 Black以降から、かなり強力な手ぶれ補正機能である、Hyper Smoothが搭載されています。ソフトウェアの処理による補正なので、画角が5%犠牲になりますが、大きな問題ではありません。最新機種のGoPro HERO8 Blackにはさらに進化したHyper Smooth 2.0が搭載されています。

手持ちも置き撮りも即座に切り替えられる

GoProにはオプションとして、三脚にもなるコンパクトなグリップがあります。これを使えば、手持ちはもちろん、最悪両手がふさがる状況になっても、撮影を続行することができます。

手持ちの状態
GoPro HERO7 三脚モード
グリップ部分が三脚に

さらに嬉しいポイント

子供が生まれた後も使えるシーンが広い

出産時にとどまらず、生まれた後の子供を動画で記録するのにももちろん使えます。軽量・コンパクト・頑丈なので、気軽に撮影できます。手持ちが難しければ、体にマウントしたり、首からぶら下げて使うこともできます。

さらに、子供が成長してきたら、子供本人に持たせてみるのも面白いかも知れません。防水なので、川遊びやキャンプに持っていくと楽しいでしょうね。

様々なオプションにより用途を拡張できる
首からぶら下げる用のケースや水に浮くグリップなど多彩なアクセサリーがあります。

他のカメラはどうなのか?

最近は色々なカメラデバイスがあり、それぞれ特徴があります。

出産立会いで使うと言う観点でコメントを述べていきたいと思います。

今回紹介するのは全て私が所有しているもので、実際に出産立会い時にも持参したものです。

DJI OSMO Pocket

DJI OSMO Pocketを持っている様子
手のひらサイズです。

ドローンで有名なDJIが作っているジンバル一体型の小型カメラです。コンパクトボディに詰め込まれた多彩な機能やスマホとの連携機能が魅力です。

コンパクトなのに高画質・多彩な撮影機能。画質はGoPro同等以上。

画角が狭い(35mm換算で約26mm)。落下時の衝撃に弱い構造。

画角を18mm相当にまで広げるアタッチメントも市販されていますが、マグネットで取り付けるタイプのため、取り回しには若干の不安が残ります。

Apple iPhone 7

iPhone 7

日本で圧倒的なシェアを誇るスマートホンです(いまどき7かよ!とのツッコミはご勘弁を…)。性能とコスパの高さがウリですね。

手軽に綺麗な映像が撮れる。大画面でプレビューが見やすい。

大画面のため片手では持ちにくい。また、重いので長時間の撮影には向かない。

最新の11シリーズでは複数レンズ搭載により画角の切り替えが可能になっています。一方でサイズはさらにアップしているので、上記の長所と短所がより極端になるイメージですね。

Canon EOS 6D + EF40mm F2.8 STM

EOS 6D
フルサイズ一眼レフとしては小型とはいえこのサイズ

だいぶ古い機種ですが、比較的手が届きやすいフルサイズ1眼レフカメラです。レンズもお手頃です。撒き餌レンズと呼ばれるEF50mm F1.8 STMは個人的に狭く感じたのでこちらを使用しています。

フルサイズセンサーならではの圧倒的な描写力

片手で構え続けるのは困難なサイズ感と重さ。

比較まとめ

いずれの候補も機能性でGoProを上回るものの、出産立会いでの撮影に重要なハンドリング性や堅牢性に弱があります。

とはいえ、GoProだけで十分か?

GoPro + もう1デバイス が最適解

ここまでGoPro最強説を述べてきましたが、GoProだけで十分なのでしょうか?

実は私はそうは思っていません。

GoPro + もう1デバイスが最適解だと考えています。

生まれたての我が子の姿は映像だけではなく、写真でも残したいものです。

GoProでも一応写真も撮影できますが、レスポンスが悪いうえ、長所であったコンパクトさが仇となって撮影時の手ブレや傾きが発生しやすいので、写真撮影用のカメラを別に用意することをお勧めします。

最もお手軽なのはGoPro + スマホ

手軽さを求めるのであれば、やはり静止画はスマホが良いでしょう。普段から撮り慣れていることもあり、失敗しづらいと思います。

画質にこだわるならGoPro + 一眼カメラ

1度しかないチャンスをなるべく綺麗に記録したいのであれば、静止画は一眼カメラがお勧めです。出産後あれば、ある程度気持ちも落ち着いているので、しっかりと撮影することができると思います。

使いこなしに自信があるならOSMO Pocket + 一眼カメラもあり

動画の画質にもこだわりたいなら、動画用カメラをOSMO Pocketにしてみてもいいかもしれません。普段から使っていて、画角が感覚的につかめているのであれば、見切れることは少ないと思います。

終わりに

ここまで、失敗しないカメラとしてのGoProの魅力を紹介してきました。

新型コロナウイルスの流行はまだまだ収束には遠いように思えますが、いずれ落ち着いて出産立会いができる産院が増えてきた際には、ぜひGoProを使っての撮影を検討してみてはいかがでしょうか。

それでは、また!

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