こんにちは、たろてんです。
進化系粉ミルク
最近の粉ミルクって凄いですね。
私は育児を始めるまで、粉ミルクといえば「缶」のイメージしか持っていませんでしたが、様々な工夫が凝らされている最近の粉ミルクを知り、目から鱗がポロポロ落ちています。
今回は私が実際に試してみて驚いた粉ミルク2種類を紹介したいと思います。
詳しい人には今更すぎる内容かもしれませんが、お付き合いください。
森永 E赤ちゃん エコ楽パック

すごいポイント
母乳に迫る消化負担の軽さ
粉ミルクは一般的に母乳に比べると消化負担が大きいので、哺乳感覚を開けるように指導されます。
この商品はたんぱく質を細かいペプチドにすることで消化負担を劇的に改善したことが売りの粉ミルクです。メーカーは「すりおろしたリンゴ」に例えています。わかりやすいですね。
コンパクトに使える「エコらくパック」
エコ楽パックは、プラスチックのケースに詰め替えパックを袋ごと詰め替える仕組みです。缶タイプと比べてプラスチックの量が増えているので、果たしてエコなのかは良くわかりませんが、ゴミがコンパクトになるのは助かります。パックを捨てるときは、開封日を記入するシールで止めることで袋が広がらないようにまとめられます。
調乳を楽にする工夫
調乳を楽にする工夫も凝らされています。
例えばケースと袋を固定する留め具パーツには、専用スプーンで計量する時にすり切るための形状が付いています。これだけでも個人的には「なるほどなあ」と感心しましたが、パーツを取り付ける向きを変えることで、右利きでも左利きでも使いやすいようになっています。

ちなみに我が家は、私が左利きで妻が右利きです。当たり前のことですがケースは右利き仕様にセッティングしてあります。そのため、私が使うときはケースを180°回転させています。蓋がジャマ……笑
明治 ほほえみ らくらくキューブ

すごいポイント
「粉」ミルクなのに粉じゃない
お前は何を言っているんだと言われそうですが、粉じゃないんです。
ひとかけ40ml分のキューブになっています。キューブは数個ずつ細長い袋に詰められており、キューブを何個使うかでミルクの量を調整します。
すり切りの手間いらず
キューブを数えて哺乳瓶に投げ込むため、粉末タイプのようなすり切りの手間が不要です。なのでめちゃくちゃ調乳が楽です。
どれぐらい入れたか後から確認できる
粉末タイプのミルクは、哺乳瓶に何杯入れたか確認するのは至難の技です。特に夜中の授乳など、朦朧とした状態では「あれ?何杯入れたっけ……。」となりがちです。
キューブ状であれば、哺乳瓶に入れた後でも個数を数えて確認することができます。
すり切り不要、投入量の確認しやすさといった特徴は、月齢が上がってミルクの量が増えてくると、さらに効果が実感できるのではないでしょうか。

ちなみにキューブの真ん中に溝が付いているので、「あと20ml足したい!」といった緊急事態には、キューブをパキッと割ることで対応できます。
結局どっちにしたの?
両方使ってみましたが、我が家ではE赤ちゃんを使うことにしました。
理由としては以下の3点です。
調乳の手間
ほほえみ らくらくキューブは袋から出してしまえばめちゃくちゃ楽なのですが、袋から出すのにコツがいるため、新生児に与える分量だと調乳にかかる時間はそこまで差がありませんでした。
[7/23 追記]月齢が上がってくるとらくらくキューブに軍配があがると思われます。すり切り10回とかになってくると流石に…。
E赤ちゃんの方が消化負担的に母乳に近い(っぽい)
冒頭でも紹介しましたが、E赤ちゃんはたんぱく質が細かく砕かれたペプチドミルクのため、消化負担が母乳に近いです。混合で授乳していることもあり、母乳に近い方が良さそうだということでE赤ちゃんに軍配が上がりました。
匂い
完全に個人的な好みの領域になりますが、ほほえみミルクの匂い、転じてウンティの臭いがなんとも辛く、ちょっと…。という感じになりました。E赤ちゃんミルクはほんのりチーズっぽい匂いで全く気になりませんでした。(個人の感想です)
E赤ちゃんエコらくパックは最初に「はじめてセット」を買う必要があります。「はじめてセット」には、プラスチックケース、計量スプーン、詰め替えパック2つが付属しています。
終わりに
以上、最近の粉ミルクに驚いた話でした。
どちらのミルクにも良いところがあり、各々の家庭で刺さるポイントが違ってくると思います。我が家ではE赤ちゃん エコ楽パックを選びましたが、どちらも親子への配慮が行き届いた商品だと思います。
今の所E赤ちゃんを使用していますが、育児の状況次第で他の商品を利用することになるかもしれません。
7/22 追記 調乳の湯温について
調乳時の湯温について、高温のお湯が使えるのか気になったので、メーカーに問い合わせてみました。別記事にまとめたので、よろしければお読みください。
それでは、また!
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