単体だとあんまりスマートじゃない。デザインも機能もシンプルなSwitchBot 温湿度計

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SwitchBot 温湿度計の設置状態 ガジェット
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こんにちは、たろてんです。

「レビュー」カテゴリーの記事では、育児を含む日々の生活の中で購入したツールなどの使用感をまとめています。

私は、育児や家事は努力や根性に100%頼るのではなく、ツールを積極的に使って身体的・精神的負担を減らし、心おだやかに生活することを重視したいと考えています。

したがって、当ブログのレビュー記事では、そのツールによって生活がどのように楽になった / ならなかった、という視点を中心にお伝えできればと思います。

忖度なしの正直レビュー、お読みいただければ幸いです。

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買ったもの

SwitchBot 温湿度計

引用元:switchbot.jp

Bluetoothでスマホと接続ができ、専用アプリで記録したデータを一覧できる温湿度計です。

日・週・月といった期間ごとの温度や湿度の履歴を見て、空調設定や赤ちゃんの衣服などの最適化に役立てる事ができます。

別売りのSwitchBot ハブを使えば、エアコンや加湿器などと連携し、一定の温度・湿度を逸脱したら温度設定やオンオフを切り替える、といったこともできます。

ちなみに私はハブ未購入です…。

よかった点

正直この製品を導入して、何か生活が楽になったかというと、なってません。温湿度計単体だと、スマホとはBluetooth接続でしか同期できない事がとてつもなく足枷になっています。

とはいえいい点がなかった訳ではないので、ざっくりと書き出しています。

程よい存在感

SwitchBot 温湿度計の設置状態

余計な装飾や主張がないので、お部屋の印象を崩しません。

温湿度計は色々と探しましたが、この製品と同等の価格帯の商品は妙な見た目をしている事が多く、買いたいと思えるものが全くと言っていいほどありませんでした。

いつも思うんですが、何故子育て向けの商品の多くは子供が直接使わないものも子供っぽくなってしまうんでしょうか。温湿度計にキャラクターの絵が入っていたりとか。いつも理解に苦しんでいます。

自由度の高い取り付け方法

本体にマグネットが内蔵されているので、金属などマグネットがつく所であればどこにでも取り付けられます。また、両面テープの付いた金属板が付属しており、マグネットがつかない材質であっても、金属板を介して取り付ける事ができるようになっています。

ドアの金具につけてみた

付属の金属板
金属板裏面に両面テープ

両面テープが3M製の普通の両面テープなので、貼り付け箇所を傷めてしまう可能性があるため要注意です。ドライヤーで温めることで剥がしやすくなりますが、注意が必要なことに変わりはありません。

イマイチな点

スマホ連携機能の使いにくさ

Bluetooth接続なので、一定の距離内にスマホと温湿度計がないと同期ができません。私の家だと、リビングと寝室両方のデータを同時に受信することはできません。

また、データの同期はアプリ立ち上げ時に行うので、スマホからデータを確認する時は同期の待ち時間が発生します。

温度や湿度が一定の範囲を超えたら警告をスマホに送るアラート機能もありますが、Bluetooth接続のため、近くにスマホがないとアラートを受信できません

あくまでも「ハブ」を使う前提の商品で、単体だとスマホでログを引っ張れる温湿度計でしかありません。

「ハブ」を使えば、かなり利便性が上がります。WiFi接続により、家の中はもちろん外出先からも部屋の温湿度を確認できます。「ハブ」と温湿度計はBluetooth接続ですが、最大200メートルまで有効なので、一般的な家庭では問題なく接続できるでしょう。「ハブ」には赤外線リモコン機能もついているため、温湿度計と空調機器を連携させることも可能です。

Homekit非対応

Apple教に入信している私としては、いずれスマートホーム系のガジェットはHomekitに統合したいと考えています。が、この商品は非対応です。

その他補足

センサーの精度は良好

スイス製の高精度センサーを備えています。使ってみた感じ、置き場所を変えると、即座に数値が動くので、確かに感度も精度も高そうです。

公式情報によると、4秒に1回データを更新しているようです。

液晶は特別見やすい訳ではないが、問題はない

液晶にバックライトは付いていませんが、私の使用環境では特に問題ありません。

一部amazonで「液晶画面が見づらい」という口コミがあるので、使用環境によっては見づらいかもしれません。確かに液晶の視野角が上方向偏っているので、人間より高いところに設置すると表示がほとんど見えなくなると思います。

総評

Hubを中心としたスマートホームシステムに組み込んで初めて真価を発揮する温湿度計です。

メーカーの思惑としてはHubを買ってほしいのでしょうから仕方のないことではありますが、温湿度計単体ではあまりスマートさを感じませんでした。

ただ、センサー自体の性能やシンプルなデザイン、マグネット内蔵といったモノとしての作りは普通に良いので、まあ良かったかなと自分を納得させています。

SwitchBot自体は興味深いブランドです。商品の中には、その名も「SwitchBotボット」という、壁のスイッチを押すためのロボットや、コンセントをスマート化する「SwitchBotプラグ」といった面白いものがあります。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

最後に

以上、SwitchBot温湿度計のレビューでした。

個人的にはスマートホーム系のガジェットはホームキットに統合したいので、今後買い足すことはないと思います(と言いつつ、ホームキット対応製品をほとんど持っていない…)。単にシンプルなデジタル温湿度計として使っていくことになるでしょう。

何かの参考になれば幸いです。

それでは、また!

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