こんにちは、たろてんです。
調乳の時短と節約
粉ミルクを作るときのお湯、どうにか金も手間もかけずに楽したいと思って、ある方法を試してみました。
試した方法
温度計付きの魔法瓶に沸かしたお湯を入れておく
お湯を沸かす回数を減らせば、手間も電気代も減らせるのでは?という考えです。
購入したのはこちらの商品です。
販売ショップは「ドリテック」の公式販売ストアだそうです。
ところが、製品のメーカー名はMARUNIX。同名のUSBケーブルなどを作っている会社はありますが、同じ会社かはわかりません…。おそらく中国や台湾系の新興メーカーなのではないでしょうか。
若干不安要素がありつつ、まだ数日しか試していませんが、使用感をレビューしたいと思います。
良いところ
お湯を沸かす手間が半減
今までは調乳の度に電気ケトルでお湯を沸かしていました。お湯をまとめて沸かしてこのボトルに入れておくことで、その手間が半減しました。
このボトルの保温効力はお湯が満タンの状態で10時間(70℃)ほどあります。実際は調乳用にお湯を少しずつ使っていくので、70℃以上を維持できるのは6時間程度でした。
それでもお湯を沸かす回数が8回以上から4回になったので、だいぶ楽に感じます。
お湯の温度が確認できる
キャップ部分に温度センサーはこの商品のウリの一つですが、使ってみるとやっぱり良いです。湯温がわからないという魔法瓶の弱点をストレートに解決してくれているので、非常に助かります。


モノの作りがしっかりしている
素性不明のメーカーだったので、モノとしてのクオリティはあまり期待していませんでした。
ところがしっかりと細部まで使い勝手を考えて丁寧に仕上げられており、驚きました。



イマイチなところ
若干注ぎにくい
注ぎ口が円筒形なので、ちょっと哺乳瓶にお湯を注ぎにくいです。今までめちゃくちゃ注ぎやすいバルミューダの電気ケトルを使っていた分、なおさらギャップを感じます。
温度計の充電頻度が意外と多い[2020.7.29追記]
公式WEBには「30日間もつ!」と書かれていましたが、4~5日程度で充電しています。おそらくベストの条件があるんでしょうね…。
温度計のタッチ認識が不安定
ボトルキャップの温度計はタッチで表示できますが、たまにタッチを認識しない時があります。
保証サービス体制が不明確
製品のパッケージや説明書にはメーカーやカスタマーセンターの連絡先が記載されていませんでした。ショップのページを見ると、ショップ側でアフターサービスも提供しているようなので、何かあればまずは販売ショップであるGDTに連絡することになりそうです。
以上、ざっくりレビューでした。
今後哺乳量が増えてくると、思惑通りに使えなくなるかもしれません。そうなった場合は外出時の調乳専用にしようと思っています。
ところで…電気代は実際どうなのか?
電気代をかけないという目的で導入したアイテムですが、そもそも電気ケトルの電気代がどれくらいかかるのか調べてみました。
電気ケトル使用時の1月あたりの電気代
我が家で使用しているバルミューダの電気ケトルの消費電力は1200Wです。最大容量600mlを沸騰させるのに必要な電気代は1回あたりおよそ1.62円とのこと。
3時間おきの授乳を想定すると1日8回沸かすことになります。そうすると電気代は12.96円に。
ひと月30日とすると電気代は388.8円/月となります。
あれ?意外と安い?
ちなみに電気ポットや調乳ポットの保温機能を使用した場合の電気代は510~600円/月だそうです。
結論:電気代は意外とかかってない。ポットより電気ケトルの方が経済的。
まとめ
魔法瓶、電気ケトル、電気ポットor調乳ポットを比較すると以下の順番になります。
電気代 = 魔法瓶 < 電気ケトル < 電気ポット、調乳ポット
手間 = 電気ポット、調乳ポット < 魔法瓶 < 電気ケトル
理屈の上ではうまくいいとこ取りできたような気がしますが、実際どうかは今後数カ月試してみたいと思います。(電気ポットを購入する未来もちょっと見えます…笑)
金も手間もかけずに、という企みは置いておいて、この商品は非常に便利なのでオススメです。
それでは、また!
コメント