こんにちは、たろてんです。
在宅ワークで使うプリンター
先日、子供の写真印刷に適したプリンターのついてまとめたので、昨今話題の在宅ワークに適したプリンターをまとめてみることにしました。
緊急事態宣言が出ていた頃、私の職場でも在宅ワークが実施されました。結局色々とうまく行かず、現在では基本的に全社員が出社する体制に戻っています。私も育児休業が終われば普通に出勤することになります…。不安です…。
今回は子育ての話題からはちょっとずれてしまいますが、在宅ワークをしたいという願いも込めて、記事を書いています。どうぞお付き合いください。
何を選んだら良いの?
在宅ワークでプリンターが必要と言われても、何をどう選んだら良いか選んだら良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、在宅ワークにおいて重視する項目や使い方をいくつか想定し、それに適したプリンターを紹介したいと思います。
やっぱり大容量インクタンク?
大容量インクタンクモデルとは?
最近にわかに注目度がアップしているのが大容量インクタンクモデルです。本体価格は通常モデルより高めですが、その分インク代をガッツリ安くすることで、印刷枚数が多い人向けに「お得感」を訴求しています。
日本ではCanon, EPSON, Brotherが商品を展開しています。Hpは海外では展開していますが、国内での販売はありません。
どのくらいお得なの?
まず1番気になる、印刷コストについて、各社の代表的な機種のA4 1枚あたりの印刷コストをまとめてみました。
Canon G6030 | Canon G3310 | EPSON EW-M752T | EPSON EW-M630TB/TW | Brother DCP-J988N | |
---|---|---|---|---|---|
A4カラー | 0.9円 | 0.8円 | 1.2円(増量) 1.3円(使い切り) | 0.9円 | 3.7円 |
A4モノクロ | 0.4円 | 0.3円 | 2.7円(増量) 2.9円(使い切り) | 0.4円 | 0.7円 |
インク色数 | CMY+顔料BK | CMY+顔料BK | CMYK+顔料BK | CMY+顔料BK | CMY+顔料BK |
基本的に、1年に1回以上インクの買い替えをする場合は大容量インクタンクモデルの方が印刷コストがお得になります。逆に、1回も買い替えない場合は本体価格が高いため、お得感がなくなってしまいます。
BrotherのDCP-J988Nのコストが高く見えますが、通常のカートリッジタイプのプリンターだと10円前後の印刷コストがかかるので、それと比べると十分にメリットはあると言えそうです。
大容量インクタンク以外はダメなの?
印刷コストより大事なことがあれば選択肢に上がってくる
印刷コストを優先的に考えない場合、選択肢に上がってきます。例えば、ほとんど印刷しないので設置スペースを最小限にしたい、出来るだけ目立たないようにしたい、といったことがあげられるかと思います。
おすすめモデル
では、いくつかの切り口からおすすめモデルを紹介したいと思います。
大容量インクタンクモデル
何よりもコストを最優先に考えたい人にオススメのモデル
Canon G3310

調べた範囲では、印刷コストが最も安いです。旧型のモデルのため、画質性能やコンパクト性には劣りますが、ここを妥協できるのであれば良い選択肢になり得ます。当然ですが、劣るとは言っても実用には十分耐えるレベルです。
コスト、使い勝手、画質のバランスを取りたい人にオススメのモデル
EPSON EW-M630TB/TW

コストも大事だけど、それ以外の要素もないがしろにはしたくない、という方にオススメです。最安クラスの印刷コストに加えて、インク補充をミスなく素早くできる工夫やコンパクトな本体サイズ、顔料BKインクによるシャープな文書印刷を備えており、プリンターとしての完成度が高いです。
文書だけではなく、写真プリントも重視したい人にオススメのモデル
EPSON EW-M752T

家でプリンターを使う場合、使い道は仕事用に限らないことも多いと思います。特に子供がいると、役所や学校の手続き関係の書類、教材、写真など様々な用途が想定できます。
このモデルは黒インクを染料・顔料の2種類を備えているため、文書も写真も綺麗に印刷することができます。
EPSONは「新・スタンダード」というフレーズを打ち出していますが、まさにそのような商品ですね。
印刷コストは抑えたいけど、インク補充を素早く簡単にやりたい人にオススメのモデル
Brother DCP-J988M
大容量インクタンクモデルのほとんどのモデルでは、インクボトルから本体にインクを注入する方式にすることでコストを抑えています。しかしこの方式だと、注入を待つ時間ができたり、手を汚したりといったリスクがあります。
このモデルは大容量のインクカートリッジを取り付ける方式にすることで、そうしたリスクをなくしています。その分インクコストは上がってしまいますが、手間と安心を買うと捉えれば納得できると思います。
大容量インクタンク以外のモデル
ワークスペースに余裕がない!コンセントもない!ないない尽くしな人へのオススメのモデル
EPSON PX-S06B/W

いきなり在宅ワークと言われても、十分なスペースがなかったり、コンセントが足りなかったりという方も多いのではないでしょうか。
このプリンターは持ち運ぶ用途を想定したモバイルプリンターとして販売されていますが、昨今の住宅事情にフィットした在宅ワークプリンターとしてのポテンシャルも持っていると個人的には思います。
大容量インクタンクではないため、印刷コストは高め(A4普通紙カラー12.9円、モノクロ6.8円)になっていますが、非常にコンパクトなサイズと、この手のモデルとしては珍しい内蔵バッテリーを備えています(印刷可能枚数50枚)。さらに、WiFiは5Ghz対応なので、電子レンジなどとの電波干渉が起きないのも嬉しいポイントです。
コピーやスキャン機能のない単機能プリンターな点はご注意ください。
部屋の中でプリンターを目立たせたくない、という人へオススメのモデル
HP Tango/Tango X

多くのプリンターは液晶画面がついていたり、どこかキラッと光る部品がついていたり、どうしても部屋に置くと浮いてしまうものです。
このプリンターは液晶画面をなくし、シンプルさを追求した外観デザインにより、あらゆるインテリアにするりと溶け込んでしまいます。Tango Xには布風のカバーが付属しており、さらにインテリアオブジェ的な見た目です。Microsoft Surfaceなんかと相性が良い気がしますね。

引用元:hp.com
機能面ではスマホとの連携を前提に設計されており、クラウドを介した使い方やスマホへの完了通知機能、スマホを使ったコピー機能などを備えています。
印刷コストや画質はそれなりですが、スマートな見た目は唯一無二の魅力です。
終わりに
いかがだったでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに私がもし買うとしたら…。うーん。写真もそれなりに高画質で出したいので…。
EPSON EW-M752Tですかね!
画質に満足できるかはなんとも言えませんが笑
HP Tango/Tango Xも惹かれるものがありますが、リビングには置かないと思うので、ちょっと違うかな、と…。
お読みいただきありがとうございました。
それでは、また!
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